|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
屋上を大地にして住宅をつくる
|
|
緑化住宅 、屋上庭園
賃貸併用住宅
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
□設計概要
所在地 |
|
横浜市緑区長津田
|
地区地域 |
|
第一種低層住居専用地域
|
|
|
第1種高度地区 |
|
|
準防火地域 |
日影規制 |
|
2H,3H |
建ぺい率 |
|
60%(角地) |
容積率 |
|
100% |
|
|
|
敷地面積 |
|
|
建築面積 |
|
|
延床面積 |
|
|
容積対象
床面積 |
|
419.1m2 |
構造 |
|
壁構造/鉄骨ラーメン構造 |
階数 |
|
3階 |
家族構成 |
|
夫婦2人 |
オーナー住宅面積 |
|
|
賃貸面積 |
|
|
賃貸戸数 |
|
|
外部仕上 |
|
|
屋根 |
|
躯体防水
ガルバリウム鋼板葺き
|
外壁 |
|
コンクリート打放し
アスロックパネル
|
建具 |
|
アルミサッシ |
住宅仕上 |
|
|
床 |
|
フローリング
|
壁 |
|
左官塗り
|
天井 |
|
合板
|
賃貸仕上 |
|
|
床 |
|
フローリング
|
壁 |
|
クロス
|
天井 |
|
クロス
|

□ 計画の考え方
オーナー住宅
周辺は戸建住宅の塀や道路で圧迫感を感じますが、 3階に住まうことで、近隣住宅との開放感と閉鎖感のバランスがうまく保てます。見通しの良い広いテラスは、住宅内に風を招き、たくさんの光を取り入れます。土・植物など生きた自然を積極的に取り入れることで、屋上でありながらも生活が閉鎖的にならず、地上にいるように暮らす環境が出来ました。
オーナー住宅の庭は1,2階の屋根部分を全てつかって、愛犬が3階の屋上庭園になる庭を家を取り巻いて走り回れるようにしました。
1.2Fのワンルーム住戸
調査したところ、周辺は大学が多くあり入居者を学生と想定した。バルコニー前面は道路で可能な限り建物をセットバックして緑地をとり、広がりを感じるようにしています。
住戸は一人で住むには広めの約8.5帖のワルームとし、隣室との間は18cmのコンクリート壁で、騒音が生じない配慮をし、インターネッモやケーブルTVの設備を充実させました。
|
|
|
 |
|

オーナー住宅は見晴らしの良い3階です。1,2階の賃貸住宅の屋根部を地上に見立てた屋上庭園と考え、ここを地面にして住宅をつくりました。
地上にいるように暮らせます。
 |
|
|
|
外観
日影規制の厳しい住宅地であるため周囲には2階建てまでの家が多いのですが、日影のシュミレーションを幾度も行い、3階建てとすることが出来ました。とても眺望の良い家が出来ました。
|
|
外観 南
3階の地面になる2階のコンクリート床は屋上庭園をつくる人工地盤です。
|
|
|
|
 |
|
ペットと暮らす

家の廻りをたテラスが取り巻く環境が出来たので、ペットの愛犬は家屋の外側を走り廻って一周することが出来ます。ドッグランが出来ました。
 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|

雨水利用(天水尊)
縦樋が開いて瓶に雨水を貯めます。
|
|
|
|
屋上庭園
3階屋上にフレームを設置し、格子手摺やワイヤーを取付けて立体的な緑化を出来るようにしています。床のコンクリートで大きな植栽升をつくり客土を施しました。
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
|
|
|
屋上庭園/家庭菜園
フレームに緑化ワイヤーを取付けつる植物が育つようにしています。
|
|
緑化ワイヤーの植物
|
|
|
|
|
 |
|

寝室に連続して温室をつくりました。
|
|
|
|
|
テラス
屋根が大きな庇になって光をコントロールできます。雨の日には庇が役立ちます。
|
|
|
|
|
木材を現地調達

親類の農家の方の山林で使用する木材を探しました。

保存したあった銘木も使いました。

加工して奇麗になった銘木
和室やカウンターに使いました。とても立派です。
|
|
 |
|

壁に組み込んだショーケース。
|
|
|
|
|
リビングダイニング
天井の高い開放的な空間。いろりを設置する予定です。
風が四方から部屋を通り抜ける。
|
|
|
|
|

建て主との打合せ
現場で何度も打合せをしました。
|
|
 |
|
|
|
|
|
|
和室
ステージのような和室です。足腰が衰えても立ったままでリビングから入れます。
襖は全て引き込みです。戸袋に収まるとリビングと一体の大空間になります。
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
引出しをしまう。
|
|
引出しを出した状態。
|
|
|
和室の床の段差を利用して引出しをもうけました。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
家具階段
始めは骨董品の階段家具を置く予定でしたがなかなかぴったりした寸法のものが見つけられず、設計してつくってしまうことにしました。
|
|
 |
|
 |
扉を閉じる。
|
|
扉をが開いた状態。
踏面部分にも収納できます。
|
|
|

屋根裏部屋へ通じる階段です。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|

階段家具を通って上ります。
扉はスライド式で床下に収まります。
|
|
|
|
|
屋根裏部屋
十分の広さを屋根裏部屋が出来ました。お孫さんが来た時の遊び場になっているようです。閉鎖的にならないようリビング側に窓を設けてあります。
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
ペットのくぐり戸


ドアの下部に開閉式の出入口
をつけました。
 |
|
|
|
|
室
構造木材をあらわしています。
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
エアーブロバスをつけました。 |
|
|
|
|
浴室
屋上庭園に囲まれた浴室です。隣家の視線は外の植物が遮ってくれます。
|
|
|
|
|
賃貸住宅
|
|
 |
|
ワンルーム形式の学生向け賃貸マンションです。
隣や上下の住戸の遮音性能UPに気を使いました。
インターネットなどインフラを充実させてあります。
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
|
|
|
屋上庭園の下は賃貸住宅です。
|
|
バルコニー外部-領域がわかるよう植栽のスリットをつけました。
|
|
|
|
|
 |
|

ユニットバス
|
|
|
|
|
部屋 1DK
全ての住戸が南向きの明るい部屋です。
|
|
|
|